関と刃物


今から約780年前の鎌倉時代に、九州の刀匠元重が関へ移り住み、日本刀を作ったのが、関の刃物の始まりといわれています。 関は日本のほぼ中心に位置していることから、原料の入手が便利であったため、刀剣の生産が盛んになりました。 また、関の刃物は芸術性も高く、「折れず、曲がらず、よく切れる」といった優れた実用性を誇る名刀として、多くの武士に愛されたそうです。 室町時代には明国との交易が盛んになり、日本から20数万本の刀剣が輸出されていたという史実がありますが、これらの刀剣の大半は、関で作られたものでした。


 しかし、江戸時代に入ると刀剣の需要が少なくなり、多くの刀匠が、包丁や小刀など家庭で使われる刃物を作るようになっていったのです。 欧米から紹介されたポケットナイフも、この頃から作られるようになりました。 明治27年に朝鮮へ打刃物類が輸出され、明治30年にはカナダへポケットナイフが出荷。大正8年にはスプーン、フォーク、ナイフが出荷されるようになりました。 その後、昭和7年にかみそりの生産が始まりました。


 今でも関では、11月8日を刃物の日と定め、刃物供養祭を行なったり、毎年10月には関の刃物産業の発展と、市民の楽しいレクリエーションの場として、刃物まつりを行なっています。

カミソリ刃とは


精密薄刃とカッターナイフ等の一般的な刃物の違いは

    ・刃の厚み 精密薄刃…0.1~0.15mm/一般的なカッターナイフ 0.4mm
    ・刃の先端形状

この2点の違いにより精密薄刃はメス刃に匹敵する切れ味をもたせることが可能となります。
この技術を基に現在では精密フィルムカットや光ファイバーの断面カットなどの精度が求められるものや、
撚糸カットや障子カットなど工業用途など幅広い用途で使用されています。

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世界のコトバで「ヒゲ」を呼んでみると!?

こんにちは。先日、秋分の日を向かえ、夜の方が長い時期になってまいりました。早いもので今年も残り3ヶ月に迫ってまいりました。

 

さて、本日は、かみそりメーカーにとっての大切なお客様(笑)である、「ヒゲ」を世界のコトバでどのように表現するのか調べました。

まず、日本語ですが、ヒゲ、漢字ならば「髭」、部位別に口ヒゲ、あごヒゲという表現をすると思います。

英語では、口ヒゲは「mustache」、あごヒゲは「beard」と表現します。そういえば、○○パパというシュークリーム屋さんのキャラクターは、あごヒゲを生やしていますね!

余談ですが、シュークリームは英語で「cream puff」。そのままでは通じないんですね。

 

中国語でヒゲは「胡子」、韓国語では「수염」と表現するようです。

 

その他の主な言語では、以下のように「ヒゲ」を表現するようです。

・イタリア語「barba」

・スペイン語「Barba」

・フランス語「Barbe」

・ロシア語「борода」

・タイ語「เครา」

 

ヨーロッパでは、語源が似ている国もあるようですね。言語同様、ヒゲの固さや生え方、文化などにも違いはあるはずです。

探求していくことで、新しい発見や商品につながることもあると思います。かみそりメーカーとして、今後も「ヒゲ」の探求はつづけていきたいと思います。

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世の中広い・・・知られざるカミソリ 番外編

皆さんこんにちは!!

 

今日は朝から雪がちらついていて寒い一日になりそうです。

 

さて、これまで珍しい用途のカミソリや変形するカミソリをご紹介してきましたが

 

今回は番外編として変わった素材のカミソリをご紹介します。

 

私も画像でしか見たことがないのですが、インパクトは大です!!

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環境に優しいかみそりメーカーとは!?

新年明けまして、おめでとうございます。

弊社では、昨日より、営業を開始しております。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

弊社は、今年で第63期を迎えるカミソリ、カミソリ刃を製造しているメーカーです。

「持続可能な開発」の実現として、環境マネジメントの国際的な認証規格である、ISO14001を弊社でも認証取得をしており、日々の業務の中で、取り組んでいます。

 

ISO14001は、環境省をはじめ、様々な企業でも取組みが紹介されていますので、気になる方は、ぜひご覧になってください。では、かみそりメーカーである、弊社になにができるのかというと、「当たり前のことを、当たり前にやる。」ことだと思います。

 

何だ、そんなことか!という感じかもしれません。例えば、「材料をムダなく使う。」ことを目標とします。材料はお金で買っているので、ムダなく使うことは、当たり前といえば、当たり前だと思います。

 

しかし、そのムダの取り方の方法も様々です。材料を極力100%近く使い切ること、製品不良を出さないこと、作業効率良くつくること、などなどです。

ここに挙げたことは一例ですが、実際弊社でも取り組んでいることでもあります。

 

材料をムダなく使うことは、資源の節約になります。

製品不良は、使えるものは再利用しますが、その場合は余分なエネルギーが発生しますので、1番は不良を出さない方が環境にはいいハズです。

作業効率良くつくることで、省エネルギーで生産ができます。

 

このあたりは、まだまだこれから弊社でも力を入れて、取り組んでいかないといけない部分でもあります。

 

こんな商品があれば環境に優しいんじゃないか、これが環境に負荷をかけているんじゃないかなどのご意見があれば、コメントいただければ幸いです。

 

以上、「環境にやさしいかみそりメーカーとは!?」についてでした。

 

介護現場のレクリエーション

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ニッケンかみそり「介護現場のレクリエーション」

先日、介護系の展示会に行きました。

弊社のカミソリ刃がお役に立てることがないか探しにいきました。

介護用品、介護機器を取り扱っている企業様より、介護現場で困っている事を色々と教えていただけました。

勉強にはなったのですが、残念ながら弊社のカミソリに直結するようなネタは見つかりませんでした。

でも、介護現場での工作のレクリエーションの道具や資材を扱っている企業様のブースに寄って感じたことがあります。

基本的に工作のレクで刃物は使用しないとのことでした。

安全面を考慮して、のりやボンドを使って、接着する作業が多いそうです。

でも高齢の方達の健康状態には個人差があります。

接着だけでのレクでは物足りない方も見えるかもしれないと思いました。

誰が使用しても安全な刃物があれば工作のレクの幅は広がるかもしれないと思いました。

そんな安全な刃物ができないか、色々と考えてしまいます。

簡単ではありませんが、実現できたら素晴らしいと思います。

世の中広い・・・知られざるカミソリ 用途編②

皆さんこんにちわ!!

 

今日ご紹介する世界で売られている驚き製品は背中用カミソリです。

 

日本でも女性用は見かけますが、男性用はなかなかの衝撃です。

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世の中のお困り事について

こんにちは。

 

日々様々な分野でのお困り事を模索しているニッケンかみそりです会社ですが、

 

「お困り事を聞くなら、直接その人に聞くのが一番良い!」ということで、

 

いろんな業種の方にお会いしてヒアリングさせていただくことがあります。

 

 

時には自社とは全く接点のない展示会に訪問してみたり、

 

ある時は自社とは全く接点のないセミナーや勉強会に参加してみたり、

 

最近ではエンドユーザーの方の声を直接聞きたいという思いから、座談会の開催を予定していたりもします。

 

 

このブログを読んでくださっている皆様は何かお困りのことはないでしょうか?

 

そしてそれは今も未解決のままでしょうか?

 

もしそんなことがありましたら是非ニッケンかみそりにお声掛けください。